山内太地の『キャンパスクリップ』
ついに現役高卒者の大学・短大進学率が51%と半数を超えました。文科省の予測以上に大学志願者数が増加したため、大学全入時代到来にはならなかったといわれていますが、実際には難関の上位大学は入りづらいものの、下位校はすでに全入状態です。ただし、上位校も難化しているわけではなく、AO入試や推薦入試の定員が増えたり、複数回受けられるようにして志願者数を増やしており、年々、入学者獲得競争は激化しています。
【注目したニュース】
龍谷大と早大プロジャーナリストコース新設へ(インターネット新聞『JanJan』)
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専門性とプロ意識を備えたジャーナリストの育成を目指し、龍谷大学と早稲田大学が来年度から相次いで「ジャーナリズムコース」を大学院内に設ける。専門的知識を持ち高度な職業意識を備えた「プロジャーナリスト」を育成するのがねらいだ。マスコミやジャーナリズムの研究者を育てる学科は無数にあるが、実践的なジャーナリスト育成に取り組む試みとして興味深い。
(8月7日の記事)
龍谷大では新聞社や通信社で記者経験のある講師陣が、座学の講義だけでなくライティングや記事制作まで指導。早稲田大はわが国初のジャーナリズムの修士号を授与することを売りに(龍谷大は社会学修士)、修了生にジャーナリストというお墨付きを与えます。
従来は、マスコミに入社して先輩や上司から指導を受けたり、フリーランスで独学で取材術を学んだものですが、海外には著名なジャーナリズム大学院などもあり、大学で勉強して専門家になるという道はありでしょう。できるものなら、大マスコミへの就職に固執しない、気骨あるジャーナリストが生まれて欲しいものです。
【今週の小ネタ】
東京理科大学神楽坂キャンパスにある「近代科学資料館」は、そろばんからパソコンまでの計算機の歴史や、エジソンの発明品、太陽電池などが展示され、近代科学の発展を学べる博物館。主に火曜~土曜に開館している。東京理科大の歴史に関する展示も見ごたえがある。
【就職ニュース】
東大法学部に就職異変 キャリアより大学職員(AERA)
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10年前まで、官公庁に就職する東大法学部生は、100人を超えていた。それが今春卒業生では66人。減った分の行き先は、外資系の企業や法科大学院に流れているようだ。
一方、「東大職員」が、東大生の新たな就職先になっている。東大は法人化により06年春から「東京大学職員採用試験」で独自に職員採用を始めた。
(7月30日号の記事を要約)
さすが週刊誌、見かけ重視のタイトルの記事で、本文を読めば、キャリア官僚にならずに大学職員になるとは書いてありません。しかも、06年度法学部卒業生の就職先データを見ると、東大職員になった人は一人もいません。いくらなんでも、この見出しはひどすぎ……。






