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2007年8月27日 (月)

山内太地の『キャンパスクリップ』

残暑が厳しい日々が続きますが、皆様お元気でしょうか。夏休みはお盆前後を除いてオープンキャンパスのシーズンで、私もいくつかの大学に足を運びましたが、最近はランチ提供だけでなく、夏場には無料でアイスやカキ氷を配るサービスをしている大学もありました。秋には焼き芋を提供する大学が現れるのでしょうか。いや、秋は学園祭シーズンですね。いずれにせよ楽しみです。

【注目したニュース】
1文字5円、卒論に代行業者…大学は「見つけたら除籍」(読売新聞)
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大学の卒業論文やリポートの執筆を有料で請け負う代行業者が登場し、波紋を広げている。学生がインターネット上で見つけた資料をリポートなどに引き写す「コピー&ペースト」が教育現場で問題となっているが、これを上回る究極の「丸投げ」で、文部科学省は「事実とすれば、到底認められない行為」としている。
(8月18日の記事)

ある大学教授が、「最近の学生のレポートはウィキペディアのコピペばかりだ」と嘆いていましたが、卒論まで自分で書かないとは……。ちなみに、取材されたとおぼしき代行業者のホームページは、記事掲載の翌日には削除されていました。

レポートが20万円、卒論は35万円というのは、手間を考えれば良心的な価格です。しかし、自分が学ぶために親が高い学費を払って大学に行かせているのに、どうしてさらにお金を払ってまで、自分が学ぶことを放棄するのでしょう。実に不思議です。

卒論代筆で卒業しようとする学生は不届き者です。しかし、それでも卒業できてしまう文系大学はいかがなものでしょう。大学4年生は就職活動ばかりでちっとも勉強しませんし、週に1度のゼミもさぼり、ほとんど大学に来ない。そして適当な卒論だけで卒業できてしまう。卒論代行は、文系大学の教育の制度的欠陥を衝いて、警告を発しているのかもしれません。

【今週の小ネタ】 就活カフェ

Photo就活カフェ

2007年8月上旬、京王線の高幡不動駅前のコーヒーチェーン店が、「就活カフェ」と名乗っていた。就職活動に役立つ情報の掲示や資料の展示、企業人による講演会などを開催するという。周囲にある中央大、明星大、帝京大などの学生の利用を見込んでのことだろうが、誰が思いついたのだろうか。


【キャリアニュース】
法政大学が、パイロットと植物医の養成に乗り出しました。
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パイロット養成は、東海大学を皮切りに、桜美林大学も参入を表明していますが、法政大学の特徴は、国内の実習だけで免許が取得できるため、学費が安いという点です。ただ、私はもう一つの「植物医」により高い関心を持っています。なぜならば、職業としてマイナーだからです。

「植物医師」という資格名称はなく、植物保護を専門とする「技術士(補)」、樹木保護に関する指導や診断をおこなう「樹木医」の資格取得を目指すようですが、実質的には「農学部」に近く、食品やバイオ、園芸といった企業、行政への就職を狙った専攻になるかと思います。本当に法政は商売上手だと思うと同時に、かつてはある程度大学ごとに受験生の学部ニーズの住み分けができていたのが、今やなんでもありのサバイバル時代になったのだなあと感慨深いです。

【参考サイト】
東京大学の植物医科学研究室(法政大学と連携)

樹木医学会

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