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2007年10月29日 (月)

山内太地の『キャンパスクリップ』

アメリカの大学を見て印象的だったのは、留学生がとても多いことです。ボストン大学では3万人の学生のうち5000人が留学生で、世界135カ国から来ています。キャンパスに隣接して広大な学生寮を完備しており、日本のように大学から遠い学生寮だったり、留学生がアパートを借りて生活のためにアルバイトで疲弊することはありません。情報だけでなく人材を世界から集めるのが、アメリカの大学の成功の要因だと思いました。日本でも、ついに早稲田大学が大きな決断をしたようです。

【注目したニュース】
早稲田大、留学生8千人受け入れへ 5年以内に(asahi.com)
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早稲田大の白井克彦総長は17日、5年以内をめどに8000人の外国人留学生を受け入れるとともに、早大からも8000人を海外の教育機関に留学生として派遣する方針を明らかにした。早大は現在、約2400人の留学生を受け入れ、また約1000人を早大から海外に出しているため、一気にキャンパスの国際化を加速する考えだ。実現すれば、全学部生の1割程度が外国人になる。
(10月17日の記事)

冒頭で紹介したアメリカの名門大学のように、世界に冠たる大学を目指すのなら、優秀な学生を世界中から集めるのは当然です。

8000人の学生のうち、半分は大学院で受け入れるというのも特徴的で、学生定員を考えれば、大学院はかなり留学生比率が高くなると思われます。留学生に刺激され大学院生のレベルが上がれば、長い目で見れば研究水準の高度化が期待されます。外国籍教員を2倍にするという目標も現実味を帯びてきます。

現在1000人規模の学生寮を5000人まで拡張するそうで、これでいよいよボストン大学並みです。早稲田界隈が国際都市になる日が来るかもしれません。

【今週の小ネタ】 大倉喜八郎を顕彰

Photo東京経済大学の
キャンパスにある建学の由来碑

東京経済大学のキャンパスにある建学の由来碑。卒業生の会である葵友会が寄贈した。大倉喜八郎が創設した東京経済大学の前身、大倉高等商業学校は名門として知られ、戦前から経済界で活躍する卒業生が多かった。年々、質実剛健の気風は薄れているが、著名な卒業生たちは今も講演などで頻繁に大学を訪れ、後輩たちに檄を飛ばしている。


【キャリアニュース】
「経済学検定」大学が活用(読売新聞)
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NPO法人「日本経済学教育協会」(本部・東京)が2002年から実施している「経済学検定試験」を活用する大学が増えている。ゼミで受験を義務づけたり、受験料を負担したりする大学も。学生に目標を与え、経済学を学ぶ意欲を高めようという狙いがある。
(10月12日の記事要約)

法学部の学生向けに、法学検定試験というものがあります。司法試験や司法書士試験は難易度が高すぎるため、多くの学生に学業習得の目安とするために活用されており、一定の効果をあげているようです。これの経済学版があったことは、今回のニュースではじめて知りました。まだ受験者は2000人弱と少ないのですが、今後浸透していけば、企業からも資格として評価されるかもしれません。

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